介護施設で働く人は利用者からの暴力をきっかけに退職を決意

介護施設労働者の苦労

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利用者からの暴力

利用者からの暴力

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5割近くが暴力を受けている

介護士が介護施設を利用する高齢者へ暴力を振るうという問題を目にすることがあります。その一方で、介護士も利用者から日常的な暴力を受け続けているという事も問題になっています。ただし利用者からの介護士への暴力はあまり報道される事がないので一般的に知られていない現実があります。
あるアンケートでは5割前後の介護士が何らかの形で利用者から暴力を受けているという結果が出ました。噛みついてきたり、殴ってきたりする事もあれば、モップやキッチンバサミなど施設にある持ち物を持って攻撃してきたり脅し文句を言ってくる利用者もいるようです。また痴呆症になった老人は力は衰えていない事が多く、本人が無自覚のまま暴力を振るってくる事もあるようです。女性の介護士がまともに向き合っても解決できる問題ではなく、ケガを負う事になり、やる気もなくなって介護の仕事を辞めてしまう人も多いようです。

身を守るためにすべき事

日常的に暴力を振るってくる利用者を担当している時に考えるべきことは「一人で抱え込まない」という事です。自分一人で何とか暴力を収めようとか、自分が我慢すれば済む問題だと考えない事です。真面目な介護士の場合は、利用者が暴力を振るうのは自分の介護技術のつたなさのせいだと自分を責める人までいると聞きます。
しかし自分一人で抱え込まず周囲の職員や施設の責任者に話をして助けを求める事が解決への最初の一歩になるでしょう。周囲の職員に話を聞けば、暴力を振るう利用者がなぜ暴力を振るうかの理由がわかるかもしれません。理由がわかれば対処をする事も可能になります。もしもその利用者から暴力を受けていない職員がいる場合は、その職員と担当を代わってもらう事も考えて見ましょう。また利用者が暴力を振るい始めたり、威嚇をしてきたりした時には、周囲の職員に応援を求めてその場から離れる事もケガをしないためには大切な事です。

暴力が再発しないために

なぜ暴力をふるうのか利用者に理由がある場合は再発を防ぐ事ができます。自分の態度が利用者の気に障っている事が分かれば態度を改める事ができます。また利用者が暴力を振るう原因として、痴呆症になっているため伝えたい事を伝えられないもどかしさが元になっている事もあります。何を伝えたがっているのかきちんと観察をする事で暴力の再発を防げるかもしれません。また利用者は体調が悪くなると、イライラする傾向があります。利用者の健康チェックをする事も大切です。また利用者の家族に相談する事も大切です。どんな暴力があったか、暴言があるかを記録しておき利用者の家族に見せて話し合いをしましょう。家族からたしなめられると利用者の態度が変化するかもしれないからです。